- 第1回
- 第2回 倫理綱領(P700-P708)
- 第3回 精神分析・認知行動療法
- 第4回 カウンセリング理論
- 第5回 パーソナリティ心理学
- 第6回 労働法
- 介護休業と介護休暇の違い
- フリーランス保険(受講者推奨)
- カウンセラー保険(中山先生推奨)
- 第7回 社会保障と職場のメンタルヘルス
- 第8回 学科2逐語対話分析
- 第9回 確認テスト&第14章精神医学の基本
- 第10回 第12章 こころのメカニズム
- 第11回 第16章コミュニケーションの基本
- 第12回 第17章コミュニティ心理学の基本
- 第13回 第15章産業組織の心理学
- 第14回 模擬試験解説動画
- 実技試験対策1回目 2026.05.23
- 実技試験対策2回目 2026.06.20
- 中山先生還暦講演会
第1回
第2回 倫理綱領(P700-P708)
第3回 精神分析・認知行動療法
第4回 カウンセリング理論
フロイト防衛機制まとめ&演習問題
第5回 パーソナリティ心理学
第6回 労働法
介護休業と介護休暇の違い
昨日5/31の講義でご質問のあった「介護休業」と「介護休暇」について、補足します。
まず、「休業」と「休暇」は名前が似ていますが、使う場面が少し異なります。
「休業」は、ある程度まとまった期間、仕事を休む制度です。
たとえば、家族の介護体制を整えるために、しばらく仕事を休む必要
がある場合などに使います。
一方、「休暇」は、1日または時間単位など、比較的短い単位で仕事を休む制度です。
たとえば、通院の付き添い、介護サービスの手続き、ケアマネジャー
との面談など、介護に関する用事のために仕事を休む場合に使います。
つまり、ざっくり言うと、
介護休業=まとまった期間、介護のために仕事を休む制度
介護休暇=介護に関する用事のために、短い単位で仕事を休む制度
と整理すると分かりやすいです。
次に、介護休業についてです。
介護休業は、男女を問わず、要介護状態にある対象家族1人について、
通算93日まで取得することができます。
また、この93日は、1回でまとめて取る必要はなく、3回まで分けて取得できます。
たとえば、母親の介護について介護休業を取得する場合、
1回目:30日
2回目:30日
3回目:33日
というように、合計93日の範囲内で、3回まで分けて取ることができます。
ここで大切なのは、「対象家族1人につき」という点です。
たとえば、母について93日、父について93日というように、対象家族ごとに考えます。
一方で、介護休暇は、介護休業とは別の制度です。
介護休暇は、要介護状態にある対象家族が1人の場合、1年度に
5労働日まで取得できます。
対象家族が2人以上の場合は、1年度に10労働日まで取得できます。
介護休業と介護休暇の違いを整理すると、次のようになります。
介護休業は、まとまった期間休む制度です。
対象家族1人につき、通算93日まで、3回まで分けて取得できます。
家族の介護体制を整える、介護生活に対応するために一定期間仕事
を休む、といった場面で使われます。
介護休暇は、短い単位で休む制度です。
対象家族が1人なら、1年度に5労働日まで取得できます。
通院の付き添い、介護サービスの手続き、ケアマネジャーとの
打ち合わせなど、日々の介護に関する用事に対応するために使われます。
したがって、試験対策としては、
介護休業=対象家族1人につき、通算93日まで、3回まで分割可能
介護休暇=1年度に5労働日まで、対象家族が2人以上なら10労働日まで
と押さえておくとよいです。
「休業」はまとまった休み、「休暇」は短期・スポット的な休み、
とイメージすると理解しやすいと思います。
フリーランス保険(受講者推奨)
カウンセラー保険(中山先生推奨)
第7回 社会保障と職場のメンタルヘルス
第8回 学科2逐語対話分析
第9回 確認テスト&第14章精神医学の基本
第10回 第12章 こころのメカニズム
第11回 第16章コミュニケーションの基本
第12回 第17章コミュニティ心理学の基本
アウトリーチとアドボカシー活動の違いを説明します。
2つの違いは、違いは「支援の届け方(直接的か間接的か)」
と「権利を守る働きかけ」です。
◆アウトリーチ
【何をするのか】支援を必要とする人のところへ、支援者側から出向く
【イメージ】支援を届けに行く
◆アドボカシー
【何をするのか】本人の権利・意思が尊重されるよう支える、必要に応じて代弁する
【イメージ】本人の声を守り、通す
もう少し、説明を詳しくしますね。
◆アウトリーチ
相談窓口で待つのではなく、困っていても相談につながれない人に
こちらから働きかけます。
例:休職後に連絡が途絶えがちな社員へ、会社や支援者から
「困っていることはありませんか」と連絡する。
◆アドボカシー
本人が立場上言いにくい、制度を知らない、不利益を受けている場合に、
本人の意思や権利が尊重されるよう支えます。
例:本人が合理的配慮を希望しているのに言い出せないとき、
希望を整理し、必要に応じて会社へ伝える支援をする。
覚え方は、
アウトリーチ=支援が本人へ近づく
アドボカシー=本人の声を社会・組織へ届ける
です。
両方が組み合わさることもあります。
たとえば、孤立している社員へこちらから連絡するのがアウトリーチ、
その後に本人の希望する勤務配慮を職場へ伝えられるよう支えるのがアドボカシーです。
